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こんなこともやっています(その2)。

法定後見(裁判所が後見人等を決める方)による後見人等は,条文的にはお客様(本人さん)の病院に同行することはありません(身上監護による手続を除いて)。しかし,当方では法定後見・任意後見問わず,お客様が施設に入所されていて,施設側の都合に合わせて施設職員が通院介助して病院受診をされている場合以外は,原則すべて同行しています。お客様の利便性向上につながることもありますが,やはり,お客様の健康状態を常に把握していくだけでなく,単純ですが,お客様の安心感につながるように受診同行・介助をするようにしています。

先日も,老健施設においてリハビリ中のお客様が定期受診のため病院に同行しました。受診後には,めったに外出することができないため,病院内ではありますが売店で「恒例の(?)」買物を楽しまれました。好きなコーヒーやおやつを購入して老健施設に戻りました。きっと,施設の受診介助では買物なんてもっての外でしょうから,わずかな時間でも日常が戻って来るのではないでしょうか。

また,別のお客様は先日転倒され手を打ったらしいのですが,夜間でもあり困った様子で電話をいただきました。当方で状態をお聞きし,市の救急センターに架電照会,行くべき病院の紹介を受けて病院と調整したところ,速やかな対応により受診受け入れをしてもらいました。幸い骨折ではありませんでしたし,翌日再度の受診でちょっとひどい打撲であることが判明しました。早期の対応であったことから,既に快方に向かっています。もちろん,受診同行をしており,医師の診察立会も看護師からの手当の方法も一緒に確認しております。

ごくごく当たり前のことなのかもしれませんが,「おひとり」で心細い中,少しでも安心して受診していただけているのであれば,当方もこんなうれしいことはありません。

如何でしょうか,こうしたサービスはおやすいご用です。

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